瀬戸内帽子/AWAAI Hat (無染色)

STORY

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  網代編みした素材ひとつひとつに熱を加えながら、木型に沿わせながら丁寧に手作業で整形していきます。熟練した職人の繊細で、微妙な力加減によってのみ生まれる、美しい形状の帽子です。
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  リボンには徳島県藍住町で今もなお伝統的に行われる「本藍染」で染められたリボンを採用しています。染色には世界的に注目を集める「BUAISOU」様が協力してくれています。
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  本藍染の染料は、タデアイという植物の葉を発酵させて作られます。「BUAISOU」では、このタデアイの栽培から染料づくり、染めまで一貫して行っています。
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  収穫した藍の葉を床に寝かせ、水を加えながら全体が均等に発酵するように混ぜるという作業が、約３ヶ月もの時間を使って行われます。
  
  
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  タデアイを発酵させたものを「すくも」と呼び、これが藍染の染料になります。ここにブドウ糖や清酒、石灰等を加えてさらに発酵させると、染色液になります。
  
  
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  本藍染では染色液に漬けた後、空気に触れさせ酸化することでインディゴを発色します。理想の青に近づくまで10～20回染め直しが行われます。
  
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  その為、重なった粒子が光に反射し美しいインディゴブルーを映し出してくれます。瀬戸内が誇る伝統工芸品の１つです。